復縁屋が実際にある復縁出来ないパターンを解説させて頂きます

復縁したいと望んで100％復縁出来る訳ではありません。

けれど100％復縁出来る訳ではないからといって適当に復縁を望んでいるという人はいません。

復縁したい人の全員が真剣に復縁したいと望んでおられます。

もちろん復縁したい相手から拒絶されている、縁を切られている、接点が全くない、というような著しく復縁に向けた状況が悪いという人であれば復縁の可能性が低い事は理解されている事と思います。

けれど復縁に向けた状況が決して悪い訳ではなく、復縁の可能性を発生させる事が出来るはずなのにそんな理由で復縁を望んでは復縁の可能性は著しく低いとなってしまう人がいらっしゃいます。

端的に言いますと、状況の問題ではなく復縁したい人自身の問題で復縁出来なくなってしまうケースです。

真剣に復縁を望んで復縁に向けた正しい行動を積み重ねても100％復縁出来る訳ではないのに復縁を望む理由自体に問題があると復縁は出来ないとなってしまうのです。

復縁したい相手の事が好きだから復縁したいという事は重々理解しておりますが、その、好き、という点からズレてしまっていると復縁は遠ざかってしまう形になってしまいます。

ですから復縁屋の探偵の事務所が実際にあったこういった理由で復縁を望んでも復縁出来ないというケースについていくつか書かせて頂きたいと思います。

復縁が難しくなってしまうケース

究極を言ってしまえば復縁は、相手にもう一度付き合ってもいいと思われ再度付き合う事、です。

そしてその現実をどう叶えるか？という事が大事になってきます。

ですがもし現実を正しく把握出来ていなかったらどうなるでしょうか？

もし現実を自分に都合よく解釈していたらどうなるでしょうか？

現実に沿わない事を望んでしまうとどうなるでしょうか？

答えは復縁出来ないとなってしまいます。ですから現実が見えていない人には復縁は難しくなってしまうのです。

復縁したい人が復縁する相手は現実の相手です。理想の相手ではないですし、自分に都合よく変わった相手でもありません。

この点をよく考える必要があります。

ですから参考になるかはわかりませんが実際にあるケースについていくつか紹介させて頂きます。

ケース1

お付き合いしていた彼と別れてしまった、お互いに問題があった事は理解している、後悔はあるが避けようがなかった別れである事にも納得している、けれどどうしても付き合っていた時の優しい彼を思い出して復縁したいと思ってしまう、今の彼は本当の彼ではないと思ってしまう、というケースがあります。

別れたという事実は受け入れている状態なのですが、付き合っていた時の過去の思い出を美化してしまう事で過去に戻りたい、過去を取り戻したい、という理由で復縁を望んでいる形です。

彼が優しかったのは事実でしょう。

そして彼自身の優しさに変わりはないでしょうが、付き合っている時と別れている時での優しさの感じ方に違いがある事も事実でしょう。

けれどこれは彼が優しくなくなった訳ではなく、関係性が変わった事から起こっている事です。

ですから今現在の彼も現実の彼です。

ところが現実の彼を受け入れる事が出来ず、自分にとって理想の彼だった過去に戻りたい、取り戻したい、という形で復縁を望まれているのです。

これでは今現在、未来と繋がるはずの復縁とは違い、過去に戻りたい、取り戻したい、という話になってしまいますので復縁には繋がらないとなってしまうのです。

ケース2

お付き合いしていた彼と結婚や将来に対する考え方の違いで別れざるを得なかった、そしてその別れの選択も正しかったと思っている、けれど彼が変わってくれるのであれば復縁したいと思っている、というケースがあります。

お付き合いする分には良くても将来を考えた時にどうしても受け入れられない部分が出てきてしまう事があります。

それらは話し合いで解決したり、時間の経過とともに考え方が変わったりする事で解決する事もあります。

けれど決定的な相違というか、どうしても受け入れられない、合わない、という部分があった場合で改善も見込めないとなれば別れざるを得ないとなってしまうでしょう。

この事実を理解しているから別れたという選択肢が正しかったと思っている訳です。

ところが彼の考え方が変われば、彼が成長すれば、と彼が変わりさえすれば付き合い続けられた、復縁出来る、と考える場合があるのです。

けれどこれは現実の彼を理解したから別れという選択をしたのに理想の彼であれば付き合える、復縁も考えられる、となっています。

これでは復縁を望む相手が理想の彼となってしまうので復縁には繋がらないとなってしまいます。

ケース3

お互いに合わない部分があってそれはお互いに理解していて、お互いに問題があるから別れた事にも納得していて、もう一度付き合っても同じ事の繰り返しになる事も理解していて、と別れる事を受け入れざるを得ない事を理解しているが、周りが結婚しだして焦る、カップル行事が多くて寂しい、出会いがない、次の恋愛が上手くいかない、という理由で元カレと復縁したい、というケースがあります。

この場合は、その相手と復縁したいというより、自分の寂しさを穴埋めしたい、男性とカップル行事をしたい、とにかくお付き合いする相手が欲しい、という話になってしまいます。

彼が好きだから復縁したい、という状態ではなく、自分の穴埋めをする為に復縁したい、という状態です。

もちろん好意のない男性としたいという話ではないですから元カレに多少の好意は残っているのでしょう。

ただ多少好意が残っている事と仮に付き合っても上手くいかない事を理解しているのに穴埋めに付き合いたいという事は別次元の話です。

現実はお互いに復縁しても意味がないと分かっている、付き合っても続かない、別れに納得している、という状況で今ある寂しさをどうにかしたいから復縁出来ないかと考えるのは現実的な考え方ではありません。

現実的な考え方ではないという事は復縁に繋がらない考え方であるという事になります。

ケース4

女性と知り合ってから連絡を取り続けて数年、友人以上の関係だと思っている、男性側が相手女性に好意がある、そして距離を詰めたり、好意を伝えたりするとはぐらかされたり、軽く注意されたりする、けれどお互い好意のある友人以上の関係だと思っているからそのまま続けていたら相手を怒らせてしまって連絡が途絶えてしまった、何とか復縁(付き合いたい)したい、というケースがあります。

この場合はそもそもの関係性から勘違いしているので復縁以前の問題です。

好意を抱いているのは男性側のみで女性側は好意を抱いていない形になります。

また友人以上の関係とはお互いに好意があったり、距離を詰めている関係になりますのでそもそも友人以上の関係性でもありません。

そして現実が認識出来ていないから相手との正しい距離感を築く事が出来ないとなっています。

そして正しい距離感を築く事が出来ない以上、関係性が発展する事もありません。

にもかかわらずお互いに好意がある、ちょっとした誤解で怒らせてしまった、キッカケがあれば恋愛に発展するはず、という考えで復縁(恋愛として付き合う)を望んでいます。

恋愛経験が少ない男性に多いパターンです。

知人として連絡を取り合うという復縁は今まであった現実なので可能ですが、恋愛として付き合うという復縁は今までなかった妄想なので可能ではありません。

何をもって復縁とするか？も現実に即していなければ復縁に繋がらなくなってしまいます。

ケース5

これは男性でも女性でもあるケースなのですが、依存傾向の強い人が相手に依存し過ぎたせいで別れる事になってしまった、けれど相手と復縁したい、というケースです。依存が原因で別れてしまっているので依存傾向の強い人が依存傾向の強さを改善して復縁したいと望むのであれば理解出来ます。

ところが依存傾向の強さを改善するのではなく、もう依存しないという理由で復縁したいというのは話が違います。

何故かと言いますと、このケースの復縁は依存先がなくなってどうしようもないから再度依存する為に復縁したい、という話になるからです。

正確に言えばしたいのは復縁ではなく、依存という話になってしまいます。

ところが依存傾向が強い人は、相手がいなればどうしようもないという気持ちを好きだと表現します。

けれど相手の事が好きだというのであれば相手の事を考えるという思考はないのか？という話になってしまいます。

そもそも自分の事しか考えずに相手に依存しているから別れる事になっている訳です。

それって、好き、とは違います。けれどそれを、好き、と表現するのが依存傾向の強い人です。

依存傾向の強さを改善する考えが抜けてしまっているのです。

この場合は、復縁したい、ではなく、再度依存したい、という形になってしまうので復縁には繋がらないとなってしまいます。

何の為に復縁したいと望むのか？

復縁したい相手と連絡が取れる、会う事も出来る、という状態は復縁に向けて良い状況であると言えます。

ところが復縁に向けた状況が良くても復縁出来なかった、という人は多いです。

もちろん友人としてしか認識されていない、知人としか認識されていない、他に好きな人が出来た、他の人と付き合っている、という復縁の可能性が低い明確な理由がある場合もあります。

けれど相手にも心残りがある、特定の人はいない、という復縁の可能性が残っている状況であるにもかかわらず、復縁出来なったとなっている人も多いです。

こういった人は相手に対する認識や復縁に臨む姿勢がズレている事が問題である場合が多いです。

上記でいくつか書いたように、現実から目を逸らして過去と復縁したいと望んでいる、現実から目を逸らして理想と復縁したいと望んでいる、寂しさを穴埋めする為に復縁を望んでいる、そもそも正しく関係性を認識していないのに恋愛としてのお付き合いを望んでいる、依存する為に復縁を望んでいる、という場合等は復縁に臨む姿勢がズレてしまっています。

大事なのは、何の為に復縁したいと望むのか？、という点です。

自分が幸せになる為、という考え方もあるでしょう。

間違ってはいません。

けれど自分だけが幸せになる為、自分が満足する為、自分の理想を叶える為、自分に都合の良い状態を求めている、というのは違うのではないでしょうか？

好きな人を幸せにして、だから自分も幸せになる、それが復縁ではないでしょうか？

現実に即して相手の事を考えられる人には復縁の可能性は発生しますが、現実から目を逸らして自分の事しか考えない人は、どんなに復縁に向けた状況が良くても復縁出来ない人となってしまうので気を付けて頂きたいです。