依存が原因で別れてしまって復縁したい人への復縁屋からのアドバイス

お付き合いしていた相手と依存が原因で別れてしまった場合、依存しない人に変わる、依存しない為に仕事に集中する、趣味を作る、資格を取る、と考える人は多いです。

しかし、これらを実行する事で依存しない人に変われると確信が持てる人は多いでしょうか？

依存しない人にならなければならないと決意している人は多いですが、実際に依存しない人に変われたという人は多くないですし、変われるという確信を持っている人も多くありません。

また仮に依存しない人になったとして復縁出来ると確信が持てる人は多いでしょうか？

多くはありません。

そもそも復縁が気持ちの問題で依存しない人になるだけで復縁出来ると確定する事ではないから確信が持てない、復縁に繋がらない事が多いのは当然じゃないの？と考える人もいらっしゃるでしょう。

ですが実際に復縁屋として復縁相談を聞いたり、復縁したい人を見ていると復縁したい人の確信が持てないというのは、努力の方向性が正しいのか？依存しない人になる事が出来るのか？依存しなくなってもそれは以前の自分と全然違う自分で復縁に繋がるのか？等の答えのない不安を抱いている人が多いと感じます。

要は依存が原因で別れてしまった人の中には、復縁したいと思っていても実際どうしたらいいか分からないと悩んでいる人が多いのです。

ですから今回は依存と復縁について復縁屋が詳しく解説させて頂きます。

恋愛における依存とは？

依存、という言葉を使ってしまうと基本的に悪いイメージを抱く人の方が多いかと思います。

けれど頼りにする、という言葉にすると良いイメージを抱く人の方が多いのではないかと思います。

もし依存しあっているカップルと支え合っているカップルについての違いを教えてください、と質問されたらすぐ返答出来る人は少ないと思います。

依存、について分かりやすく説明すると、相手に寄り掛かってしまっている状態、になります。

依存の言葉の意味を調べても「他に頼って存在、または生活すること」と出てきます。

要は依存している人はお付き合いしている相手に頼り切って存在していて、かつ相手がいるからこそ生活も成り立っている、という状態なのです。

誤解のないように書いておきますが、依存するとは相手の金銭で生活するという話ではなく、精神的に相手がいないと生活できない、という状態を指します。

例えば自己が確立している人同士であれば支え合う、となりますが、自己が確立していない人であれば人に寄りかかる事で自己を確立する人がいます。

この場合の後者が依存している人です。

ただここで依存する人だと分かっていて付き合ったんじゃないの？付き合ってから依存されてそれを受け入れていたんじゃないの？なのに依存が原因で別れるの？と疑問に感じる人もいるでしょう。

また世の中には依存される事が嫌じゃないと言っている人もいるし、好きだから依存されてもいいと言っている人もいたりするんだからそういった人と付き合えばいいんじゃないの？と思う人もいるでしょう。

しかしほとんどのケースにおいて依存関係は最終的に破綻してしまうのです。

それは何故かと言いますと依存されると依存された側は自分と相手の2人分をどうにかしていかないといけなくなるからです。

最初はいいかもしれません。

むしろ愛情だと感じるから依存される事が嫌じゃないという人もいるでしょう。

けれど2人分を背負ってその負担をし続ければいつかは負担がかかりすぎて背負いきれなくなるのです。

そうなった時に、依存が原因で別れる、となるのです。

依存が原因で別れてしまったら？

依存が原因で別れてしまって復縁したいのであれば依存しない人になればいい、と誰もが考えるでしょう。

しかし依存する人が依存しない人になれるのでしょうか？

また依存する人が依存しない人になれば復縁出来るのでしょうか？

けれど依存する人が依存しない人になるって前と違う自分になるという事ですから好きになってもらえるのか？という疑問も浮かびます。

依存が原因で別れてしまった場合、考えなければならない事やしなければならない事はたくさんあるのです。

まず依存する人とお付き合いしていた人は頼られる事が好きな人です。

ですから完全に自立した依存しない人になってしまうと自分は必要ないと感じてしまうので復縁に繋がらなくなってしまいます。

ですから復縁を考える上で依存しない人になるという考え方は大げさというか極端です。

目指すべきは頼るのは上手いままで相手に負担をかけすぎない程度の自立をする形です。

相手とは嫌いになって別れるというより負担が大きすぎて別れる形になってしまっている訳ですから負担をどう軽減できるか？という事を考える必要があります。

その上で相手は頼られる事自体は好きですから全く頼らない人になろうとしてしまうと復縁に繋がらないという事も認識する必要があります。

自身の一定の自立、相手へ依存するのではなく頼る事が出来る人になる事、そして依存により疲弊した相手の精神や肉体の疲労を回復させる事、が依存が原因で別れてしまって復縁を望む場合に考えなければならない事です。

ところが依存が原因で別れてしまった人のほとんどは、自立、依存脱却、復縁、と考えます。

依存が原因で別れてしまって復縁を望む場合、自立のバランスが大事、依存を頼るに変化させる事、相手の精神的な疲弊などを回復させる事、とまで考える人はほとんどいないのです。

まず依存が原因で別れてしまった場合はこの3つについて考える必要があるのです。

依存と執着について

依存していた人が別れてしまうと相手がいて自分が成り立っていた訳ですから相手がいなくなると自分が成り立たなくなるので相手に執着する事が多いです。

そして執着から復縁を望む事は多いです。

けれどこの場合の復縁は相手が大事だから、相手が好きだから望む復縁ではなく、自分が成り立たないから望む復縁です。

要は自分が一番大事だから望む復縁です。

執着からの復縁は相手の事を考えていないので相手が受け入れる事はありません。

ですから執着からの復縁は出来る事はないとなります。

他にも執着から復縁を望む人って自分の依存先を探している人です。

ですから支えがあればいい訳で別れた相手じゃなければならないという訳でもありません。

要は自分の依存先が欲しくて見える範囲には別れた相手しか見えてないから復縁を望んでいるだけの話です。

もし目の届く範囲に他の依存先が見つかり、その人が受け入れるのであれば新しくそこに依存する事になるでしょう。

言っては悪いですが執着からの復縁は復縁ではなく、依存先がなくなった、だから困る、だから依存させてほしい、という話でしかありません。

この場合の考え方は復縁出来る事はないのでまずは自分自身についてよく考えて頂く必要があると思います。

男性の依存と女性の依存

依存に違いがあるのか？と聞かれると依存に違いはないという答えになりますが、依存で別れた場合、男性と女性では復縁の確率は違うのか？と質問されますと、違う、という答えになります。

実際依存が原因で別れた場合、復縁したい人が男性である場合の復縁の確率はかなり低いです。

男女平等の時代に何を言っているのか？と思われるかもしれませんが、今の時代にも男性は頼られて当たり前、女性はか弱くて当たり前、というニュアンスは残っています。

ですから別れてしまっても女性が依存してもある意味仕方ないと考える人がいるので再考する可能性があるという意味で復縁の可能性がありますが、男性が依存してしまうと男らしくない、気持ち悪いとなってしまう事が多いので再考する可能性がかなり低く復縁の可能性もかなり低いとなってしまうのです。

例えば女性が付き合っていた人と別れてしまって食事ものどに通らないと聞いて同情する人は一定数いるでしょうが、男性が付き合っていた人と別れてしまって食事ものどに通らないと聞いて同情する人は格段に減ります。

この数字の違いが復縁の成功率に違いに表れます。

ですから依存している男性は別れてからですと復縁の可能性が限りなく低くなりますので別れる前に依存傾向をどうにかするべき、となります。

依存が原因で別れてしまって復縁を望む場合

依存が原因で別れてしまって復縁を望む場合に大事になってくるのは依存と頼るを判別してきちんと理解する事です。

自立すれば依存しなくなって復縁出来るという訳ではありません。

何故なら頼られるのが好きな人からすればそういった人に魅力を感じないからです。

他にも相手には今までの精神負担がある訳ですからそれをどうにかする事も考える必要があります。

依存しなくなれば負担はかけないかもしれませんが、それはあくまで新しい負担であって過去に発生させた負担がなかった事になる訳ではないからです。

ですから相手と別れて生活が出来ない、相手がいないと生きていけない、相手と別れて食事も出来ない、といような別れてからも負担をかけるような言動をしていると復縁を遠ざけてしまいます。

それ以外には依存先がなくなって困るからという理由で再度依存させてほしいという形で復縁を望んではいけません。

こういった点を踏まえて、自立のバランスが大事、依存を頼るに変化させる事、相手の精神的な疲弊などを回復させる事、を考えられる人になれば復縁の可能性を発生させられる人になれます。