復縁屋は復縁したい人の味方ですが、復縁を前提とするからこそ肯定出来ない部分もあります

復縁屋と聞けば復縁相談が出来るところ、復縁アドバイスをしてくれるところ、復縁工作をしてくれるところ、となる訳ですが、復縁屋として一つ復縁したい人の盲点になっているであろう点について書かせて頂きます。

例えば、復縁相談と一言で言っても復縁する為の相談をする場合もあれば、復縁したい人の置かれた現実を知る為の場合もあれば、ただ復縁したいという気持ちを吐き出したいという場合もあれば、とりあえず話を聞いてみたいという場合もあります。

同じような事で一言で復縁アドバイスと言っても復縁する為の具体的な方法について話をする場合もあれば、復縁アドバイス自体の正しい理解について説明する場合もあれば、この状態では復縁の可能性は著しく低いという指摘をする場合であっても復縁アドバイスとなります。

復縁工作についても復縁工作が出来る場合、復縁工作が出来ない場合、復縁工作は出来るが成功の可能性が低い場合、復縁工作の依頼をお受けできない場合、等いくつものパターンがあります。

どうしてこういった事を書かせて頂くかと言いますと、復縁相談、復縁アドバイス、復縁工作と言ってもそこにはいくつものパターンが存在する訳で復縁したい人自身が求めている内容に必ずなるとは限らないからです。

復縁相談が成立しない場合

復縁相談と言えば復縁にためになる話をしてくれる、誰もが思う事でしょう。

それは間違っていません。

けれどもし別れてしまっているのに別れの原因を理解せずに改善もせず、ただ相手が都合よく自分をもう一度好きになってくれて復縁と考えている人がいたらどういった内容の復縁相談になるでしょうか？

普通に考えれば復縁する為に相談している訳ですから別れの原因を理解して改善しないと復縁の可能性は発生しないのでまずそういった点から考えていきましょう、という話になります。

けれど相手が都合よく自分をもう一度好きになってくれて復縁と考えている人にとってはこういった話は復縁相談で求めている答えになりません。

何故ならそういった当たり前の事を聞きたい訳ではないからです。

その方にとって聞きたいのは都合よく復縁出来る方法であって別れの原因を改善しなければならないという話ではない、という事です。

けれど現実に相手が都合よく自分をもう一度好きになってくれて復縁という現実は起こりません。

現実から目を逸らす内容を求めてしまうと復縁相談が成立しなくなってしまいます。

こういった方は復縁相談で正しい内容を提供しても、相談相手(復縁屋側)に問題がある、相手(復縁屋側)が相談を聞いてくれない、と認識する事になります。

事実を誤認する話が聞きたい場合

前提として程度の差はあるのでかなり相手に酷い事をしてしまった、相手から拒否されているというようなかなり相手から嫌われてしまっている場合の話です。

復縁したい相手に嫌われるような事をしてしまい、かつ復縁したい相手と連絡が取れない、しかもしてしまった内容がかなり悪い内容である、という場合に復縁の可能性を発生させられることは出来ても復縁の可能性を高くする事は難しいです。

もっとわかりやすく言えば現状復縁出来る可能性はなく、復縁工作をすれば復縁の可能性は発生させられるが成功率が高いと言えない、という場合です。

こういった場合に復縁工作の依頼をするかどうか悩まれるのは当然だと思います。

復縁を諦めるか、一か八か復縁工作の依頼をするか、となりますが、復縁工作が失敗した場合の精神的ダメージや金銭的ダメージを考えると一歩踏み出せないとなるのは当然の事だからです。

しかし、この事実から目を逸らす為の話を聞いたいという方が相談される場合があります。

要は明らかに復縁の可能性が低い状態で高い可能性で復縁させる事が出来ます、と言ってくれる復縁屋を探している人がいるのです。

ただこの場合嘘を吐く復縁屋を探しているとなりますので復縁したいという話とは別の話になってしまいます。

現実を知った上で復縁をどう考えていくかが大事なのにこういった方は自ら悪質な復縁屋に騙されにいく事になってしまいます。

具体的な内容ではなく手段を聞きたい場合

復縁したい人の中には復縁アドバイスにアドバイス内容の理解を求めるのではなく手段を求める人がいます。

どういった事かと言いますと時間を空ける、自己改善をする、自分磨きをする、復縁したい人との駆け引きを覚える、復縁したい相手の気持ちを考える、というアドバイスはその本質を理解した上で実行しなければならないのでその本質を理解する為にアドバイスをする形になる訳ですが、そういった本質ではなく、三か月空ける、髪型や体型を変える、～という文章を送る、好きという言葉の具体的な伝え方を知る、という事を復縁アドバイスだと考えている人がいる、という事です。

例えるなら相手の様子を見ながら少し時間を空けて様子を見ましょう、というアドバイスではなく、三日空ければ連絡が来ます、というアドバイスを欲しがっているのです。

こういった人にアドバイスの本質を理解して実行しなければならないとお伝えしても具体的なやり方を知りたいとなれば正しい復縁アドバイスであっても正しい復縁アドバイスとは思う事はないとなってしまいます。

こういった方は復縁マニュアルなどの詐欺に引っかかってしまう事が多いです。

復縁の可能性を高める為には？

復縁したい人が復縁したいと強く望んでいる事は理解しています。

そして復縁屋は復縁の可能性を高める為の話をさせて頂きます。

しかし復縁の前には別れがある訳で何かしらの問題があったから別れる事になってしまっている訳です。

となった場合、復縁したい人を肯定する話も復縁したい人を否定する話も同じくらい出てくる確率がある訳です。

もしそこで肯定する話なら聞く、否定する話は聞かない、となってしまうとどうなるでしょうか？

復縁に必要な話を半分しか聞かないとなってしまう訳です。

復縁に必要な話を半分しか聞かないとなってしまえば復縁の可能性も半分になってしまう訳です。

また復縁したい人が自分の求める話だけを聞きたいとなってしまえば自分の理屈でしか物事を考えないとなってしまいます。

けれど復縁って相手が決める事ですから自分の理屈で復縁を考えても叶う事はありません。

相手の理屈だったり、相手の思いだったりを認めて理解する必要があります。

そう考えた場合、自分の理屈に合わないからと話を聞くのを拒否してしまうと復縁したい相手の理屈も受け入れない事と同じになってしまいます。

それでは復縁の可能性を上げる事は出来ません。

確かに自分の理屈に合わない話を受け入れるのは難しいかもしれません。

けれどそうしていたから別れる事になったのではないでしょうか？

本気で復縁したいのであれば自分の理屈だけではなく柔軟に受け入れる覚悟が必要になるのではないでしょうか？

ですから復縁したい人には復縁屋の話が意に沿わない時にこそ、その話を大事だと思ってよく考えて頂きたいです。