復縁と発達障害(ADHD.ASD)とカサンドラ症候群

皆さんは発達障害という言葉を聞いた事はあるでしょうか?

最近は使われる頻度が高くなってきている言葉ですから聞いた事がある人も多いでしょう。

しかし自身にごく近い関係の人が発達障害でもない限り発達障害に詳しい、よく知っている、という人は少ないと思います。

発達障害に詳しいかどうかは人それぞれでいいと思いますが、復縁屋としましては発達障害が理由の一つで別れてしまったという案件は多く、どうしても恋愛に大きく関わってくる形になります。

また発達障害が原因の一つで別れてしまって復縁したいという案件も多く復縁にも大きく関わってくることが増えてきました。

発達障害とは注意欠如・多動性障害のADHD、自閉症スペクトラム障害のASD、学習障害のLDの3つに分けられますが、学習障害のLDは別として注意欠如・多動性障害のADHDや特に自閉症スペクトラム障害のASDは大きく恋愛に関わってきます。

先に、特に、と書かせて頂いた自閉症スペクトラム障害のASDとは、今まで広汎性発達障害に含まれていた自閉性障害やアスペルガー症候群などがひとまとめにされたものになります。

軽度のアスペルガー症候群の方とお付き合いをして気持ちの面で行き違いが起こる事が多いという経験がある人もいると思います。

そしてカサンドラ症候群とはパートナーがアスペルガー症候群等の共感性の低い特性がある場合に起こる、一緒に居る事で心身の不調をきたしている状態の事を言います。

実際に復縁相談でADHD.ASDに関する相談は増えています。

そしてカサンドラ症候群ではないかという人からの相談も増えています。

ですから今回は復縁と発達障害(ADHD.ASD)とカサンドラ症候群について書かせて頂きます。

発達障害は病気ではない

まず一番初めに明記しておかなければならない事は発達障害は病気ではない、という事です。

特定の苦手なジャンルがある、得意不得意の差が激しい、等の特性があるだけです。

分かりやすく言うのであればその人の持って生まれた個性と言い換えてもいいです。

しかし個性は強烈であればあるほど理解が難しくなりますし、受け入れる事が出来るかどうか?という問題も出てきます。

特に他人の気持ちを察するのが苦手で共感性に欠ける事が多い自閉症スペクトラム障害のASDに関しては他人が理解するのは難しいと思います。

ただあくまで個性の話ですから発達障害だから好きになる、発達障害だから好きにならない、というのは全くの別の話で好きになった人が発達障害だったというのはごく当たり前のあり得る話です。

しかしその恋愛が上手くいけばいいですし、仮に上手くいかなくても未練が残らなければ問題はありません。

問題になってくるのは恋愛が上手くいかなかった上に未練も大きく残ってしまうというケースです。

発達障害のせいで恋愛が上手くいかずに復縁を望む、というケースはどうしても出てくるケースとなります。

しかしあくまで個性の問題ですから復縁を望むにしても考えなければならない事があります。

個性を変えることは出来ない

ADHD.ASDはその人の個性ですから変えることは出来ません。

ですからもしADHD.ASDの方との復縁を望む場合に自分の思う普通になってもらって自分が望む普通の恋愛をしたいという形での復縁を望むことは出来ません。

ADHD.ASDの方との復縁を望む場合に考えなければならないのは、その個性を受け入れられるのか、受け入れられないのか、理解しようとするのか、理解出来ないと思うのか、という点になってきます。

また一時的に受け入れる覚悟が出来るとしても相手の個性が変わる事はないので先々も受け入れられるのか?という点まで考える必要がありますし、理解する事が出来るとしても理解する事と継続的に認められる事、受け入れられる事、とは別問題になるのでその点も考える必要があります。

もし先々の事まで冷静に考える事が出来ず、私(自分)しか相手を理解してあげられない、ADHD.ASDだと分かっていればもっとうまく付き合えた、ADHD.ASDだと分かったからこそ支えてあげたい、という気持ちで復縁を望んでいる場合はただの依存か、カサンドラ症候群になってしまっている可能性があります。

カサンドラ症候群になっているから復縁を望む

特に女性に多いのですが、アスペルガー症候群の方とお付き合いして別れてしまってカサンドラ症候群になっているから復縁を望んでいる、という方がいらっしゃいます。

アスペルガー症候群の方とのお付き合いがよくわからず、人間関係の構築に戸惑ってしまう、気持ちに関してどう伝えればいいのか、相手の気持ちが読めない、伝えている事を理解してもらえない、等を繰り返すうちにいつの間にか自身の感覚がおかしいのではないか?何が正しくて何が間違っているのか?等の境界線があいまいになってカサンドラ症候群になってしまっています。

また気持ちが伝わらない事から感情的になってしまって相手を長時間詰めてしまっていたり、何かあれば相手が悪いと責めてしまっていたり、後から考えればもっと違う対応の仕方があったと後悔するようなお付き合いをしています。

これは相手がアスペルガー症候群だと知っていても、アスペルガー症候群だと知らなくても、後から考えればアスペルガー症候群だったと気付いても同じ事です。

どこに問題があるか分からなくなってしまっていて、分かるのは自分が相手を好きだという気持ちとお付き合いしている間の後悔だけで復縁を望むという形になってしまっています。

ただこれがもし逆であればと言いますか、ADHD.ASD側の人がカサンドラ症候群になっていない相手と復縁を望む場合はどうなるのでしょうか?

ADHD.ASDの人が復縁を望む場合

この場合は厳しい内容を書く事になってしまいます。

正直相手が共依存状態、もしくは依存状態、もしくはカサンドラ症候群にでもなっていない限り復縁は難しいでしょう。

何故ならお付き合いして別れてしまっているからです。

本来復縁とは別れに至る原因を改善してもう一度相手に好きになってもらうという性質です。

ところがADHD.ASDが別れの原因であった場合は改善する事が出来ません。

何故なら悪い部分というか個性だからです。

相手は個性を受け入れられなかったという話になるので自身の個性を受け入れられない人にもう一度受け入れて欲しいと伝えてもそれは無理な話となる訳です。

中には自分がADHD.ASDである事に気付いておらず、相手の気持ちを考えられなかった部分を改善して復縁を目指すと言われる方もいらっしゃいますが、一定のところまでであれば出来るようになると思いますが、まず自身のADHD.ASDについて詳しく知るところから始めなければ相手が受け入れてもいいと感じるレベルまでの改善は難しいでしょう。

はっきりと言ってしまえばADHD.ASDが原因で別れてしまっているケースでADHD.ASD側の人が復縁したいと望んでも相当厳しい状況である、という判断になります。

ではADHD.ASDの人と復縁を望む場合はどうなるのでしょうか?

ADHD.ASDの人と復縁を望む場合

この場合は復縁が難しいというより復縁したい人の考え方の判断が難しいとなります。

長時間にわかって説教をしたり、相手を詰めるような事を繰り返していたりすると復縁したい人の後悔は分かりますが、相手は恐怖心や拒否感を抱いている場合があります。

やり過ぎている場合は復縁は難しいと言えるでしょう。

しかしやり過ぎるというケースは多くないのでほとんどのケースは気持ちの行き違いや相互理解の欠如が理由で別れてしまう形になります。

ですからこの場合はある意味普通の復縁と変わらないと言えるので復縁の可能性はありますし、実際復縁出来たという人もたくさんいらっしゃるでしょう。

ただ一つ気を付けなければならない事は復縁出来たという人はいらっしゃいますが、同じような理由でまた別れてしまったという人も多いという点です。

相手を受け入れる、相手を理解する、という気持ちで復縁に臨んで復縁出来たが、時間の経過と共に受け入れられる範囲や理解できる範囲に限界が来てしまったというケースが少なくありません。

復縁したい人が全員復縁したいと強い気持ちを思っている事は理解していますが、復縁した後の事まで考える必要がある復縁という形になります。

復縁と発達障害(ADHD.ASD)とカサンドラ症候群

上記をお読み頂いた方にはなかなか厳しい内容や指摘が記載されているな、という印象を与えてしまったと思います。

中には発達障害(ADHD.ASD)の場合の復縁は諦めた方が良いと書いてあるように受け止めてしまった方もいるかと思います。

ただ弊社は復縁屋ですから復縁を否定している訳ではありません。

復縁を望む事自体を悪い事だというつもりはありませんし、本気で復縁したい人であれば応援致します。

何が言いたいかと言いますと発達障害(ADHD.ASD)が絡む復縁には知識や覚悟が必要になるという事です。

その知識や覚悟が伴わないのであれば復縁は難しいので望まない方がいい、自身を苦しめてしまう可能性が高い、という事をお伝えしたいのです。

発達障害(ADHD.ASD)についての知識を学ぶ事が必要です。

自身がカサンドラ症候群になっていないか考える事も必要です。

その上で長期にわたって相手を受け入れられるのか、相手を理解する努力を継続出来るのか、そういった事まで考えなければなりません。

それを一人でやるとなると難しいでしょう。

こういった場合にこそ復縁屋を利用して頂きたいです。

知識を伝える事も出来ますし、考えなければならない論点をお伝えする事も出来ます。

発達障害(ADHD.ASD)の方との復縁は1人ではなかなか難しいでしょう。

けれど本気で復縁を望まれているはずです。

そういった場合にお力になれるのが復縁屋という存在です。

cta_block背景

まずは無料相談から

個人情報保護法を順守した

安心・安全な無料相談

経験豊富なプロによるあなたの心に寄り添う

効果的なアドバイス

恋愛の専門家だからこそできる

成功率の高い工作

恋愛のお悩みを抱えて不安な方へ
本物の復縁屋のサービスを提供いたします

お電話でのご相談はこちらから
LINEでのご相談はこちらから