復縁したいあなたは言語を優先しますか？感情を優先しますか？

いきなり言語を優先するか？感情を優先するか？と質問されても大多数の方は何を聞かれているのか分からないので返答に困ると思います。

当然だと思います。何故なら普通に生活していればほとんどこういった事を考える機会に直面する事はないからです。

しかし復縁屋は必然と復縁したい人と話す機会が多くなるのでこういった事を考えざるを得ない機会が多く訪れます。

例えば、復縁したい人が別れ際の相手の言葉を真に受けたら実はそうではなかった、復縁したい相手の言葉をそのまま受けとればいいのに自分の感情で歪ませて自分に都合の良い解釈をした、復縁したい状態で気分が落ち込んでいて相手の何気ない言葉を間違った解釈をして傷付いた、等、言葉を優先して解釈を間違えた、感情を優先して解釈を間違えた、という事態は頻繁に起こっています。

そして言葉を優先して解釈を間違えた、感情を優先して解釈を間違えた、となるとどうなるか？現実に沿った正しい解釈ではなくなってしまうので間違った行動を起こしてしまう、となります。

そして間違った行動を起こしてしまうと復縁を遠ざけてしまう、となります。

ですから今回は解釈の仕方に重点を置いて解説させて頂きます。

別れ際のセリフ

別れ際のセリフってどう解釈するか判断はとても難しいです。

何故かと言いますと、別れたいから言っているセリフなのか、正直に言っているセリフなのか、嫌われたくないから綺麗事で言っているセリフなのか、相手を傷つけないようにオブラートに包んで言っているセリフなのか、等相手によっていろいろあるからです。

言葉通りに受け取ったら事実は違った、言葉を感情を交えて解釈したら違った、というケースは多々あります。

実際に経験した方も多いでしょう。

別れ際のセリフを信用してはいけないと思っている人もいると思います。

別れ際のセリフについていくつか例を挙げてみますので少し考えてみましょう。

好き同士だけど別れた

復縁したい人の中には、好き同士だけど別れた、と言われる方がいらっしゃいます。

けれどそれってあり得るのでしょうか？ケースにもよりますので絶対にないとは言いませんが、ほぼあり得ない話です。

何故なら復縁したい人の言われる好き同士って今まで通りの好きというか、付き合うレベルの好きという話だからです。

それだったら別れていないという話になります。

この場合は嫌いじゃないし、好きは好きだけど付き合うレベルで好きという訳ではない、という状態が真実です。

けれど復縁したい人は相手が自分を好きであると思いたいので付き合うレベルの好き同士だけど別れたと解釈して復縁出来ると考えます。

けれど正しい解釈をしていれば付き合うレベルまで好きになってもらって復縁となるはずです。

復縁したい人が自身の感情を優先して解釈してしまうと復縁に繋がらない行動をしてしまう事になります。

似たようなケースとして、好きかどうか分からなくなった、を一時的な問題だと解釈して相手はまだ自分が好きと考える人もいますし、家族のように感じてしまった、を一緒に居ればその考えは解決すると解釈して別れる必要がないと考える人もいます。

ただどちらにしろもう一度付き合うレベルで好きになってもらわなければ復縁は成立しない話なので復縁したい人が自分の感情を交えて解釈した場合、行動も違ってしまうので復縁に繋がりづらくなります。

綺麗事を並べられた

別れ際に相手を傷つけたくないという人もいますし、自分が悪く思われたくないという人もいますし、出来る限り円満に別れたいという人もいますので別れ際に本当の事を話さないというケースもあります。

オブラートに包んだ話し方、相手が悪いのではなく自分が悪いという話し方、具体性のある内容ではなく漠然とした合わない・価値観の相違等を別れの理由として挙げる、という内容である事が多いです。

この場合、言葉だけを真面目に受け取ればそこまで悪い状態ではない、復縁の可能性もある、と考える人もいると思います。

けれど言っている話が建前だとしたらどうなるでしょうか？

状態に関する考え方が現実とは違うとなってしまう訳です。

そして現実と違う解釈をしながら復縁に向けた行動を起こすと復縁は遠ざかるとなってしまいます。

この場合は、相手が建前で言っている言葉を真に受けて解釈したら実は違っていた、という話になります。

ですから別れ際は言葉で解釈、感情で解釈、というより出来る限り客観的に考えて解釈する事が大事になります。

極端な解釈

極端に解釈される方は感情で物事を考える人です。

言葉で解釈するのではなくその言葉に自分の感情を乗せて解釈する人です。

例えば、メールを送って相手が普通に返信してきたとします。

この場合の普通とは別れている関係性において普通の返信です。

復縁したい人の中には今現在の普通の返信を過去の付き合っていた時の返信と比較して、冷たい、離れたいと思っていると感じる、相手が返信を嫌がっている、と極端に解釈する人がいます。

これはメールの返信内容を解釈しようとしているのではなく、自分が今まで通りの返信を望んでいたのに来なかったという自分の感情で解釈している状態です。

他にも別れている状態であれば当然の事であっても自身の置かれた状況から物事を判断するのではなく、自分の思っている状態に沿っているかどうかで物事を判断する人もいます。

こうなってしまえば状況を正しく解釈する事が出来なくなるので感情的になったり、不安になったりという事を繰り返して復縁を遠ざけるとなります。

感情に左右されて普通がわからなくなる

復縁したい人に対して何かしらの連絡を送って返信が来たことに対して、返信に対してありがとう、と文頭にお礼を言う人も多いです。

ただ冷静に考えて頂きたいのですが、大きな問題でもない限り連絡をして返信がくるって特別な事ではありません。

むしろ普通の事です。

ところが復縁したいという状態で復縁ばかり考えている人は復縁したい相手から返信が来ただけで喜びます。

その過剰な喜びが、返信ありがとう、に繋がる訳ですが、これってよく考えるとおかしい話なのです。

どういった事かと言いますと、返信が来るのが普通で返信が来ないのが悪い状態のはずなのに、返信ありがとうを入れる事で返信が来ないのが普通で返信が来るのがいい状態と変化してしまうのです。

その時その時の感情に振り回されてしまう事で普通の状態をいい状態、悪い状態を普通の状態と勘違いしたまま行動してしまう事になります。

また相手からしても普通に変身しただけなのに、毎回ありがとう、みたいなことを言われると違和感しか感じません。

状況を感情で判断してしまうと普通が分からなくなってしまう事があります。

どうしたの？大丈夫？みたいな内容を多用する人

復縁したい人の中にはどうしたの？大丈夫？みたいな内容を多用する人も多いです。

これは復縁したいという気持ちから相手を気遣わなければならない、相手にいい印象を与えたい、という感情から起こってしまう状態です。

けれど相手に何かあった状態でどうしたの？大丈夫？と送るのはおかしい事ではありませんが、相手に特に何もない状態でどうしたの？大丈夫？と送るのはおかしいです。

また相手が触れて欲しくないと考えている内容に対してどうしたの？大丈夫？と送ってしまえばただのお節介というか、無理に接触してくる人という印象を与えてしまう事にもなります。

これは相手に連絡をしたいとか、相手によく見られたいとか、相手にいい印象を与えたいとか、下心という感情で行動するから起こる状態です。

自分の感情を優先して行動してしまうと相手への感情な対応に繋がる事が多いので復縁を遠ざける事が多いです。

状況判断はどう解決したらいいの？

状況を正しく判断する為には視点を増やす事です。

視点を増やすという事は主観、客観、を考えるという事です。

例えば自分がこう思うという事だけを考えて行動するより、自分はこう思うけど相手はどう思うかな？と考えて行動する方が正しい行動が出来る確率が上がります。

また第三者の視点もあればより正しい行動が出来る確率が上がります。

だから友人や家族に相談するという話があるのです。

視点は多ければ多い方が正しい結論が出せる確率は上がりますが、現実的に多数の視点を知る事は難しいです。

ですから基本的に3つの視点を得る事を考えれば良いと思います。

主観、客観、第三者の三つです。

例えば円柱があったとして斜めから見れば円柱だと分かりますが、真上から見れば円ですし、真横から見れば四角形です。

円柱を一方から見て正しく認識できる確率は三分の一なのです。

けれど視点が三つあれば円柱を正しく認識できる確率は100％になります。

似たような事で裁判も原告、被告、裁判官で成り立っている訳です。

これも三つにの視点がある事で正しい判断が下せるようになっています。

最近ではより判断の精度を上げる為に視点を増やすという意味で裁判員制度も設けられました。

話がズレましたが、言葉だけで解釈しようとしても状況によって変わってきますし、感情で解釈しようとすれば事実からずれていきます。

そして復縁を遠ざけます。

ですから正しい状況判断をする為には視点を増やして三つくらいの視点で判断する事を心掛ければ正しい判断を下せます。

そうする事が出来れば復縁に向けた正しい行動が出来るとなりますので自然と復縁の可能性も上がるという話になります。