復縁したい人とプロクラスティネーションについて考える

プロクラスティネーションという言葉、知っている人も知らない人もいらっしゃると思いますが、どちらかと言えばまだ知らないという人の方が多いように感じます。

ですからまずプロクラスティネーションについて説明させて頂きます。

言葉のままで言いますと、先延ばし、という意味になるのですが、これは面倒くさいとかそういった意味の怠慢ではなく重要なタスクや締め切りのある事を避ける、不必要に遅らせる、等の行動パターンを指す心理学用語になります。

分かりやすく例えるのであれば、期日がぎりぎりにならないとやらない、締め切りが近づいている時に限って掃除に精を出す、みたいな話です。

実際にこういた経験のある人も多いのではないでしょうか？

実はこのプロクラスティネーションは復縁したい人に大きく関わっている場合があります。

ですから今回はプロクラスティネーションについてと復縁したい人を絡めて書かせて頂きます。

プロクラスティネーションの原因には心理的要因、行動的特徴、影響、がある

まずはプロクラスティネーションの原因について考えてみたいと思います。

プロクラスティネーションの原因には心理的要因、行動的特徴、影響、が考えられます。

心理的要因とは、失敗への恐怖だったり、不安だったり、という恐れの感情や自身の性格による完璧主義という点、また物事に対する自信の欠如などが挙げられます。

はっきりと意識していなくても漠然と怖い等と感じる感情を受けて避けようとしたり、現実から目を逸らしたり、とする事で心理的負担を一時的に軽減しようとします。

行動的特徴とは、集中が途切れてしまって集中力が続かない、時間の見通しが甘くまだ時間があると思い込みやすい、他の誘惑に弱い、優先順位をつけられない、等の特徴が見られます。

先に書いた締め切りが近づいている時に限って掃除に精を出す、みたいな話が分かりやすいでしょう。

影響とは、ストレスや不安の増加、生産性の低下、自己評価の低下、人間関係への悪影響などが考えらえます。

今書かせて頂いた内容はプロクラスティネーションの原因についてですが、復縁したい人には心理的要因を考える必要がある場合があります。

復縁したい人には心理的要因を考えて頂きたい

当たり前の事ですが、復縁は望めば100％叶う訳ではありません。

また今は別れても友人関係でいれるが復縁を望めば友人関係すら壊してしまう可能性や何とか連絡だけは取れる関係だが復縁を望めば関係性が断たれてしまう可能性もあります。

他にもたたださえ別れて関係性が終わっていると言えるのに復縁を望む事で断絶となってしまう可能性もあります。

復縁したい人の性格によっては復縁出来るなら、明らかに復縁の可能性が高いなら復縁を望んで、復縁出来ないなら、復縁の可能性が低いなら復縁を諦めるという考え方をする人もいます。

ある意味完璧主義に近い性格をしている人と言えるでしょう。

復縁したいけれど自分に自信がないという人もいます。

上手く恋愛が出来なかった、友人など人間関係を作れないという人に多いです。

要は不安や恐怖といったプロクラスティネーションの原因となる心理的要因となる要素がとても多い訳です。

ですから復縁を望みながら復縁への行動を起こせない、復縁への行動を先延ばしにする、言い訳をして復縁から目を逸らす、という状態になってしまっている人がいます。

結論を出さないのはプロクラスティネーションの可能性が高い

復縁について悩むのは当然ですし、悪い事だとは思いません。

むしろ悩むという事はそれだけ復縁について真剣に考えていると言えるでしょう。

ですがどれだけ悩んでも最終的な結論は復縁を望んで行動を起こす、復縁を諦める、という選択しかありません。

悩むのは悪い事ではありませんが、選択肢が絞られている以上結論を出せないとなると話は変わってきます。

実際、復縁したい人の中には迷っていると言いながらいつまで経っても結論を出さないという人がいます。

これが一週間なら悩んでいるでいいと思います。

けれどそれが一か月、二か月、半年、一年となってくると悩んでいるで片付く話ではありません。

復縁したいと言いながら復縁に向けた行動を起こさない、復縁を諦めないと言いながら復縁に向けた行動を起こさない、となっている人はプロクラスティネーションの可能性が高いです。

ですから復縁したい人で上記に当てはまる人にはこの状態は迷っている、悩んでいる、という状態ではない事に気付いて頂く必要があります。

復縁を先延ばしにしてもいい事は一つもありません

復縁に向けた行動を先延ばしにするという事はある意味復縁を諦めるという事と同義になってしまいます。

何故なら復縁したい人だけがずっと別れた時から成長せずに立ち止まっている状態で相手は先に進み続けているからです。

お互いに進んでいればいつか交わる可能性がないとは言いませんが、立ち止まっている人と進んでいる人が交わる可能性はありません。

またもっと現実的な話をさせて頂くのであれば時間が経過すればするほど相手には新しく付き合う人が出来る可能性が高くなりますし、場合によっては結婚する可能性もあります。

ここで人によっては、付き合っても別れる可能性があるから復縁の可能性はあるかもしれない、結婚しても離婚する可能性があるから復縁の可能性はあるかもしれない、と考える人もいますが、それはただの現実逃避でありプロクラスティネーションの症状でしかありません。

復縁したい人で上記内容に当てはまる人はプロクラスティネーションについて調べて対策するか、弊社にご相談頂きたいと思います。