損切り出来ないから復縁を望むケース(コンコルド効果)
恋愛にはどうしてもギブアンドテイクが付き纏います。
好きな人に何かしてあげたいと思った事はあるでしょうし、好きな人に何かしてもらって幸せを感じたという事もあるでしょう。
彼女にプレゼントをあげたという人なんてたくさんいらっしゃるでしょうし、彼氏にプレゼントをあげたという人もたくさんいらっしゃるでしょう。
相手が病気の時に看病したという人もいるでしょうし、自分が病気の時に相手に看病してもらったという人もいるでしょう。
恋人同士であれば相手に何かしてもらった、相手に何かしてあげた、なんて事は当然誰でもあるでしょう。
ただこういった事は相手への気持ちがあるからしている事であってやらされている訳ではありません。
単純に考えれば、好きだからした事、となる訳です。
多少相手に自分を好きになって欲しいといったような気持ちはあってもおかしくはありませんが、あくまで好意でしているだけの話で見返りを求めてしている話ではありません。
ところが相手にしてあげた事に対して見返りを求めてしまう人がいます。
これはおかしなことではないでしょうか?
好意からしただけの事に対して見返りを強制してしまうのであれば相手からすれば、そんな事を望まれるのであればしてもらわなくてよかった、という話になってしまいます。
今回は否定的な話になります。
そして復縁したい人の一部にしか当てはまらない話になりますので大部分の方には参考にならないかもしれません。
けれど人によっては当てはまりはしないが感覚的にわかる部分もあるとなる人もいらっしゃるでしょう。
当てはまってしまう人や少しわかってしまうという人には是非考えて頂きたいと思います。
コンコルド効果に陥っている
復縁したいと望む人の中には、相手にしてあげた、という姿勢で、してあげたのに~がない、という内容を言われる方がいます。
確かに付き合っていた人に何かしてあげたのは事実でしょう。
けれど感覚として、してあげたのに~がない、となってしまうのは異常事態です。
けれど異常事態が起こってしまう理由は復縁したい人が異常な考え方をしているからではありません。
実はこういった考え方になってしまうのは心理学的な理由が考えられます。
それは何かと言いますとコンコルド効果です。(コンコルド効果については下記で説明させて頂きます)
例えば付き合っている相手の暴言や浮気という事実があるのにここまで付き合ったからという理由で別れる事が出来ない、脈がないのにすっぱり諦める事が出来ずに今まで通り時間やプレゼントを浪費し続ける、相手に結婚の意思がないのに自分の年齢を考えると今から新しい相手を探す事は難しいと考えて付き合い続ける、というのはコンコルド効果です。
ですから復縁したい人の言われる、この年齢から新しい結婚相手を見つけるのは難しいから別れた相手と復縁したい、過去に生活費などでお金をあげたり貸したりした相手と復縁したい、恋愛経験の少ない人の初めて付き合った人だから・初めて結婚話をした人だから復縁したい、という話はコンコルド効果からきている可能性があるという話になります。
もちろん一概に全てを否定する事は出来ませんが、実際に復縁しても幸せになれないとわかっていながら復縁を望むという人の復縁相談は少なくありません。
コンコルド効果とは?
埋没費用効果の別名でありサンクコスト効果とも言われるのですが、損失が出ると分かっているのに過去の金銭的・精神的・時間的投資を惜しみ続ける事で合理的な撤退判断が出来なくなっている心理現象の事です。やめなければならない、無駄だとわかっている、にもかかわらず今までしてきた事が無駄になる事を考えると見切りをつける事が出来ずに投資をし続けてしまう状態の事です。
コンコルド効果と恋愛
恋愛におけるコンコルド効果は今の恋を続けても幸せになれないとわかっているのに今までの時間やお金を考えると別れる決断も出来ずにずるずる関係を続けてしまう状態になります。特にわかりやすいのは年齢です。結婚願望があるにもかかわらずこの人と結婚する事はないだろうなとわかっているのに結婚適齢期を一緒に過ごした相手と別れる決断が出来ずに付き合い続けてしまう人がいます。
コンコルド効果と復縁
周りや本人も上手くいかないとわかっているのに今まで過ごした時間を考えたり、過去の幸せだった時間のせいで何度も別れと復縁を繰り返している恋愛依存になってしまっているカップルがいます。他にも別れた事が正解だと認識しているのに過去に引きずられて自分自身を無理やり将来に期待させる事で復縁するべきと恋愛に依存してしまって復縁を望む人がいます。
復縁したい自分を見つめなおす
復縁したいと考えた場合、一度自分の置かれた状況を見つめなおしてみましょう。
今の自分の気持ちだけを優先して復縁を考えるのではなく一度整理して考えてみるという事です。
具体的には
- ゼロベースで考えてみる
復縁したいと望んでいる相手と今初めて出会ったとすれば付き合いたいと思うか?という事を考えてみるべきです。もし今復縁したい相手と初めて出会ったとしてそこから仲良くなりたいと思うか、付き合いたいと思うか、という事を感情や条件抜きで考えてみましょう。この年齢だから、恋愛経験が少ないから、初めて結婚話をしたから、次があるかわからないから、という理由ではなく、今出会ったとして付き合いたいと思う相手か?は重要です。
- 続けた場合と別れた場合を比較する
仮に今の状態を続けた場合の未来と別れた場合の未来を比較してみる事です。寂しいからという理由で復縁を望んでそれが叶ったとしても同じ事を繰り返して別れるのであれば時間の無駄です。別れて先に進む場合であれば自分にプラスになる事もあるかもしれません。未来でも復縁しなかった事を後悔出来るのであれば今の感情だけに振り回されている訳ではないので復縁を望む意味はあるでしょう。
- 第三者の意見を参考にする
客観的な視点を持つ友人や知人、カウンセラーなどの利害の関わらない人に状況を説明して意見を聞く事も参考になります。周りの友人や家族全員から復縁を反対されています、という人がいらっしゃいますが、実際話を聞くと相手への執着でしかなく幸せにしたい、幸せになりたい、という復縁ではないケースがあります。もちろん続けるべきか?という判断は最終的に自分が決めればいい事ですが、利害の絡まない第三者の意見は正しいので参考になるでしょう。
何故こういった事を書くかと言いますとコンコルド効果で復縁を望んでも上手くいかないからです。
はっきり言って誰も幸せになりません。
ただ時間や労力を無駄にするだけです。
それでは自分自身を追い詰めてしまうだけになってしまいます。
ただ考え方を変えれば授業料と考えて自分の未来への糧とする事も出来るはずです。
そうする事でより明るい未来が見える人もいらっしゃるでしょう。
もしコンコルド効果で復縁を望んでいるかもしれないと思った方は利害の絡まない第三者、そして復縁に関する専門カウンセラーである弊社にご相談下さい。

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