復縁工作が成功する根拠はザイオンス効果を活用しているからです

2025/1/8 2025/1/8

探偵の事務所

復縁工作において工作員が対象者に接触するという点は復縁工作の依頼を検討されている方にとってとても大事なポイントですが、この接触について詳しく説明している風な復縁屋はありますが、はっきりと根拠を提示しながら説明している復縁屋はありません。

ですから復縁工作の依頼を検討されている方にとってはどれだけ復縁屋から説明されても本当に復縁工作で復縁出来るのか？という疑問が残ってしまいます。

他にも接触する回数が多ければ多い方が効果が高いような気がするのにある程度回数が決まっていたり、契約期間も長ければ長い方が効果が高いような気がするのに数か月という単位だったり、と何故その回数なのか、何故その期間なのか、という説明もないのでより復縁工作で復縁出来るのか？という疑問が強くなってしまいます。

しかし他の復縁屋ではどうなのかは知りませんが、弊社復縁屋の探偵の事務所ではきちんと心理学という根拠を踏まえて、復縁工作で何が出来るのか？、どうするから復縁出来るのか？、復縁出来るにはどういった根拠があるのか？、どうして復縁工作の期間が決まっているのか？、どうして復縁工作の回数が決まっているのか？、等の復縁工作の依頼を検討されている方が絶対に知りたい内容について詳しく説明させて頂きます。

復縁工作はザイオンス効果を活用している

まず細かく言えば色々ありますが、復縁工作に関しての一番大きなウエイトを占めるのは、ザイオンス効果、です。

ザイオンス効果とは単純接触効果とも言われ「対象者に何度も繰り返し接触機会を持つ事により、好印象や高評価を与える効果」の事です。

1968年にアメリカの心理学者ロバート・ザイオンスによって発見され、その博士の名前をつけた心理的効果になります。

ザイオンス効果はビジネスや恋愛などで使われてきた古くからある心理テクニックです。

ザイオンス効果だと知らずに使っている人も多いですし、ザイオンス効果だと知らずに好意を持つようになった人も多いです。

人は未知のものに対して警戒心を抱きやすいですが、人の認知機能は興味関心がない状態からでも何度も頻繁に目に触れるようになったりする事で親近感を覚えるようになります。

親近感を覚えるようになり、同時に警戒心や不安が薄れていくと好印象に変わっていくのです。

これがザイオンス効果です。

分かりやすく例を挙げると、最初に何かの曲を聞いた時は何とも思わなかったのにその曲を繰り返し聞く機会があると好きになった、最初は気にも留めなかったCMも繰り返して見る機会があるとCMの会社を覚えてしまった、引っ越して初めて住んだ家に最初は違和感があったが住むうちに愛着が湧くようになった、等はザイオンス効果の一例です。

ザイオンス効果のメカニズム

上記でザイオンス効果についてはご理解頂けたと思いますが、どういった根拠があってザイオンス効果が発揮されるのか？という要因も分かった方がより信用しやすいと思います。

ですからザイオンス効果の心理学的メカニズムについても説明させて頂きます。

・繰り返し接触することで、初回ではなく知っている事で情報の処理が容易になり、好ましさにつながる現象である「認知的流暢性」があります。人間の脳には脳のエネルギー消費を最小限に抑えようとする本能的な働きがあるので処理が容易な情報を好む傾向があります。

・接触回数が増えるほど、対象に対する不安や警戒心が減少するという「不確実性の低減」があります。未知のものに対する警戒心や不安は情報が増えるにつれて解消されていく事になるのでポジティブな感情が生まれやすくなります。実際知っていくにつれて敬称付きの名前呼びから敬称なしの名前呼びに変わった経験等があると思います。

・頻繁に接触することで、対象に対する親しみやすさが高まる現象である「親近感の増大」があります。人はよく知っている事に対して安心感を抱き好意的になります。例えば状況下先で同郷の人と会うと親近感が湧く等が分かりやすいと思います。

上記の3つの要因が複合的に作用し、ザイオンス効果を生み出す形になります。

メカニズムを理解する事で効果が生まれる理由にも納得出来たと思います。

恋愛におけるザイオンス効果の活用法

今はインターネットが普及しているので少し変わりましたが、一昔前までは同じ学校の人と付き合う、同じ職場の人と付き合う、同じ部活の人と付き合う、同じ業種の人と付き合う、というケースはとても多かったですし、今現在でも少なくありません。

それは何故かと言いますと会う機会が多い、共通点が多い等の単純接触がある事でザイオンス効果が発揮されていたからです。

恋愛において知らずともザイオンス効果で付き合うに至った、という人はとても多いのです。

ですからザイオンス効果は恋愛に活用する事が出来るとなります。

例えば、定期的に会う機会を作り相手の印象に残りやすくする、同じ趣味や活動を通じて接触頻度を増やし自然な形で親密度を高める、SNS等を通じて適度にコミュニケーションを取り相手の日常に自然と溶け込む、という事を行えば特定の相手と仲良くなることは可能なのです。

しかし復縁したい人はザイオンス効果を活用できる状況にない人が多いです。

ですから復縁工作は復縁したい人をザイオンス効果を活用できる状態にする工作だと言っても過言ではないのです。

ザイオンス効果の注意点

万能のように感じるザイオンス効果ですが、実はザイオンス効果は万能ではありません。

実はザイオンス効果には効果を発揮しづらい状況や活用する上での注意点があるのです。

この点についても説明させて頂きます。

・相手は自分の考えや思いを重視する傾向にあるので自分の考えや思いに反する情報を軽視又は無視する傾向にあります。ですから対象に対する初期印象が中立的か、やや肯定的である事が効果を発揮する前提になります。ですから相手からの印象が絶望的に悪い場合は効果を発揮しないですし、悪い場合は相手の心理を中立の状態に変化させてから活用する、となります。

・人間の脳は同じ刺激に繰り返し晒されると慣れが生じてきて刺激に対する反応が鈍くなっていきます。ですからザイオンス効果は接触回数が増えるほど効果が高まっていきますが、無限に効果が上昇する訳ではなく一定のところでピークを迎え、その後下降していきます。ザイオンス効果は接触回数が10回程度でピークに達するとされていますのでピークを迎えるまでにどうするか？という事が大事になります。

・当たり前の事ですが人間の記憶は時間とともに薄れていきます。特に新しい情報は時間の経過とともに急速に忘れていってしまいます。ですから最初の接触回数を増やしてもそこから間が空いてしまうと好感度が徐々に低下していきます。ザイオンス効果を持続させるには短期間で定期的な接触が効果的であり、時間をかけると効果が薄れてしまいます。

ザイオンス効果を発揮する為には一定の条件下が必要となります。