復縁できる別れ方、という質問に対して復縁屋が正確にお答えします

復縁したい人から、復縁できる別れ方、について質問を頂く事がありますが、別れの形やや復縁の形はどうしても相手の気持ちで成立する問題になってしまうのでケースバイケースになってしまう、という答え方をするしかありません。

復縁屋として大変申し訳ないとは思うのですが答えとしては、明確に復縁できる別れ方は存在しない、となってしまいます。

けれど復縁できる別れ方は復縁したい人それぞれでケースバイケースになってしまいますが、復縁できない別れ方、もしくは、復縁の可能性を下げてしまう別れ方、はほぼ共通しますので、復縁の可能性を下げない別れ方、を実行する事で、復縁の可能性、に繋げる事は出来ます。

ですから今回は復縁屋が、復縁の可能性を下げない別れ方、について解説させて頂きます。

復縁したい場合において別れ際に気を付ける事

復縁したいという場合において別れ際で絶対に気を付けなければならない事は、これ以上の状態の悪化を防ぐ、という事です。

復縁したい人のほとんどは復縁したい気持ちが強い事が原因で別れ際を出来る限りいい形にしようとします。

そのいい形にしようとするのが、これ以上状況を悪くしないという方向にいけばいいのですが、復縁したい人の別れ際に望むいい形は、相手が別れを撤回して別れない、付き合いを継続する事を相手が受け入れる、別れるのではなく期間を空けるだけにする、という方向です。

こうなってしまうと大袈裟に言えば別れたい相手と別れたくない自分という対立する構図が出来上がってしまいます。

ここまで書けば気付く人もいると思いますが、対立する構図でより良い関係など望めるはずがありません。

むしろ対立するという事は状況が悪化しているという事です。

ですから復縁したい気持ちが強い事は理解していますが、別れ際に気を付けなければならない事は復縁したい相手との対立構造を作らないようにする、となります。

ただ対立構造とだけ言われてもなかなか理解しづらいと思いますので具体例を挙げながら解説させて頂きます。

無理に粘らない

好きな人と別れたくない気持ちは理解出来ますが、別れたいと言われて、嫌だ、別れたくない、と言ったとしても話は成立しません。

出来る事と言えば相手が別れたいと思った理由や原因について聞く事くらいです。

相手が別れたいと言っている状態でどれだけ別れたくないと粘ったとしても相手の気持ちが変わる事はありません。

せいぜい可能性としてあるのは、相手が気の弱い人だったりした場合に一旦別れを先延ばしにすることくらいです。

けれど先延ばしは相手が納得してする事ではなく、ただのごね得という形になってしまいますので相手からの印象は悪くなりますし、むしろ話し合いの出来ない人という印象を与えてしまうので最終的にはブロックされるなどの連絡などを遮断される形の別れになってしまうでしょう。

そもそも別れたいと言っている人に別れたくないと言っても話し合いの出来ない人という印象しか与える事は出来ません。

話し合いの出来ない人という印象を与えてしまうと相手から話したくない、連絡すら取りたくない、という状況を招いてしまう可能性を高めるだけです。

自分の気持ちを押し付けない

どれだけ自分が相手の事を好きだと言ったとしても相手の気持ちが離れているから別れ話になっている訳でもう一度好きになってもらえる人に変わろうとするのであれば別ですが、今の状態のまま気持ちを一方的に伝える事は気持ちの押し付けにしかなりません。

付き合った時のような相手が気持ちを受け入れられる状態であれば問題はありませんが、相手が気持ちを受け入れられない状態になっているのに自分の気持ちを受け入れて欲しいというのは相手への負担にしかなりません。

ここで考えて頂きたいのですが、自分に負担をかけてくる人を好きになる事などあるのか？という事です。

気持ちを伝えるにしても相手の状態を踏まえた上で伝えるかどうかを判断するべきです。

それが出来ない時点で自分の事しか考えておらず相手の事を考えていないとなるので印象は悪化しかしません。好きだった、ありがとう、と伝えるのであれば相手も受け入れる事は出来ますが、好きだから別れたくない、好きだから復縁したい、と言われても別れを決心している相手は受け入れる事は出来ません。

受け入れる事の出来ない事を押し付けてしまうと印象は悪化します。

変に強がったりしない

このケースはお互いに情が残っている状態で別れ話が出ていても別れが決定している訳ではない等の比較的良好な場合に発生します。

お互いに好きな気持ちはあるけれどすれ違いだったり等で少し気持ちが冷めてしまい別れ話になる事はあります。

そういった場合に二人で話し合う機会は必ず訪れます。

そして二人で話し合う事でもっとお互いできる事はあったはず、お互いもっとこうするべきだった、等の反省点が出ます。

別れたくはないけれどすぐ気持ちが戻る訳ではない、というようなお互い積極的に別れたい訳ではないが別れを選択するしかないという状態です。

ここで一旦別れるにしてもお互いが反省している訳ですから今後のかかわり方次第では復縁の可能性は発生するとなります。

ところがここで復縁したいと思っているのに「私からは連絡しないから復縁したいと思ったらあなたから連絡してきて」というような事を言ってしまう人がいます。

この発言はお互いの連絡の機会を奪ってしまうだけです。

お互い反省点が出ている訳でお互いでどうにかしていかなければ復縁に繋がらないのに、そちらが、と言ってしまうのであればそこで終わりになってしまいます。

別れ際に変に強がってしまうと高い復縁の可能性を下げてしまう事になります。

その一回でどうにかしようとしない

復縁したい人の中には、最後にお互いの荷物を渡すから会う機会がある、別れ話が出てそこで話は終わらなくてもう一度話す機会がある、という人は多いです。

そして復縁したい人のほとんどが最後の会う機会で復縁したい、最後の話し合いで別れを撤回したい、と考えています。

けれど相手だって真剣に考えて別れるという選択をしている訳で、むしろ別れるという選択をするまでには色々考えて悩んだはずです。

それを最後の一回でどうにかしようというのは相手の決意や気持ちを軽く見ているとなってしまうのではないでしょうか？

復縁したい人に実際にそういった気持ちはないとは分かっています。

けれどそういった気持ちがなくとも相手にそう感じさせてしまう可能性はある訳です。

例えば荷物を渡す機会だって別れが成立していると相手は思っている訳でそこでもう一回別れ話のやり直しになったらどう感じるでしょうか？

前の別れ話は何だったの？となるでしょう。

別れの意思をきちんと示して意思も固めている状態で復縁したい人が別れたくないと言ったから時間を空けただけなのにもう一度最初から同じ話を繰り返すのであればどう感じるでしょうか？

何の為に時間を空けたの？となるでしょう。

最後の一回でお互いに良い状態で終わるのであれば次に連絡を取ったりしてもおかしくはないでしょう。

けれど同じ話を繰り返した人が次に連絡をしようとしても既に悪い印象になっている訳です。

最後の一回はどれだけ良い印象を与えられるかを考えるべきで、その一回でどうにかしようとすると印象は悪くなってしまう事の方が多いです。

先に繋げる考え方を実行する事が復縁できる別れ方です

離れてしまった相手の気持ちはすぐどうにか出来るものではありません。

かと言って時間さえ空ければ相手の気持ちが戻ってくる訳でもありません。

そう考え方時に大事になってくるのは、どう今後に繋げるか？、という事になります。

今以上相手の気持ちを離れさせない、今以上相手を呆れさせない、今以上相手を嫌な気持ちにさせない、という事が復縁を考える上で大事になります。

話し合いも何もせずにただ相手の別れを受け入れるべき、と言っている訳ではありません。

話をするのもいいと思います。

お付き合いしていたのですから思い出話もあるでしょう。

お互いの悪かった部分などを話し合えばお互いの今後にとっても有益でしょう。

ただ相手の気持ちと自分の気持ちを明確に反対にしてしまう対立構造を作ってしまうのだけは避けるべきだという事です。

駄々をこねられても困ってしまうだけでしょう。

反対意見を言われていい気持ちになる人はいないでしょう。

同じ話を繰り返されて愉快な気分になる人はいないでしょう。

別れ際に対立構造を作るという事は相手の自分への印象を悪化させる事に繋がります。

相手の自分への印象を悪化させる事は即ち復縁の可能性を下げる事に繋がります。

もっと簡単に例えれば、マイナスからのスタートとプラスマイナスゼロからのスタートであればどちらが良いか分かるはずです。

ですから復縁したい人が復縁する為に別れ際に気を付けなければならない事は、今以上の状況の悪化だけは絶対に避ける事になります。

そうする事で、復縁できる別れ方、に繋がっていくのです。