復縁する為の冷却期間を設ける事に不安や悩みを抱えてしまう人へ

復縁したい人の中には復縁する為に冷却期間を設けようと考えているが、冷却期間中に相手に新しい異性が現れるんじゃないか、完全に自分の事を忘れてしまうのではないか、と悩んで冷却期間を設けられないという人がいます。

けれどこういった内容で悩む方は復縁を望む場合における冷却期間について正しく認識する事が出来ていない事になります。

また冷静に考える事が出来る状態ではない、という事でもあります。

例えば復縁したい相手に新しい人が現れる可能性は確かにありますが、それを邪魔する事も阻止する事も出来ません。

また復縁したい人自身が復縁したい相手に復縁してもいいと思われる人にならない限り復縁したい相手に新しい人がいなくても復縁出来ない事には変わりありません。

また自身に置き換えて考えて頂ければわかると思うのですが、好き嫌いは別として付き合った人を別れたら完全に忘れるという経験はあるでしょうか？

興味がない、どうでもいい、という事はあるでしょうが、どこの誰だか分からないみたいなレベルで忘れる事はありません。

また全てのケースでとは言いませんが基本的に別れるにあたって復縁したい相手は復縁したい人に対してマイナスイメージを抱いている事が多いです。

そういった意味で言うのであれば時間が経過してマイナスイメージが薄れるのは悪い事ではないはずです。

むしろ冷却期間を設ける意味の一つに時間の経過によるマイナスイメージの緩和がある訳です。

であれば忘れてもらう事は目的であり、忘れられたくないと望む事は冷却期間を設ける目的と正反対の考え方をしている事になります。

復縁したい人で冷却期間を設ける事に不安や悩みを感じる人は復縁における冷却期間を正しく理解出来ていない人です。

ですから今回は復縁における冷却期間について書いてみたいと思います。

冷却期間とはただ時間を空ける事を指している訳ではない

まず第一に考えて頂きたい事は、冷却期間とはただ時間を空けるだけの期間ではないという事です。

復縁したい人の中には1週間冷却期間を設けています、3ケ月冷却期間を設けています、と言われる方がいらっしゃいますが、こういった方で時間を空けて再度連絡して復縁出来たという人はごく少数です。

何故ならただ時間を空けただけになっているからです。

ただ時間を空けただけであれば再度好きになる事もないですし、前と違う自分になる訳でもありません。

ですから時間を空けただけで復縁出来るのはお互いに依存している人や情が残っていて後悔している人、寂しさに耐える事が出来ない人、等に限られてきます。

いわゆる同じ事を繰り返す意味のない復縁であれば時間次第で出来る場合があるという事です。

けれど復縁したい人のほとんどは今までの悪かった自分を変えて相手にもう一度好きになってもらえる人になって相手を幸せにするために復縁したい、と考えています。

であればこういった復縁を叶える為には時間を空けるだけで叶う訳がない、と分かるはずです。

こういった復縁を叶える為に大事なのは、別れの原因に気付く事、気付いて反省する事、反省して改善する事、自分自身の気持ちについて冷静に考える事、相手に冷静に考える時間を与える事、相手にもう一度好きになってもらえる魅力的な人になる事、等一朝一夕では出来ない大変な努力が必要になります。

そしてこの一朝一夕では出来ない大変な努力を実行して実現する為の期間が復縁における冷却期間であると認識しなければなりません。

復縁における冷却期間とは時間を経過させる為の期間ではなく、相手の為、自分の為、お互いの成長の為の期間なのです。

その不安や悩みの原資って？

そもそも冷却期間中に相手に新しい異性が現れるんじゃないか、完全に自分の事を忘れてしまうのではないか、という不安や悩みってどこから来るのでしょうか？

復縁したい相手に新しい異性が出来たら復縁出来ない、復縁したい相手に忘れられたら復縁出来ない、という考え方からきています。

そしてこの考え方は裏を返せば、復縁したい相手に新しい性が出来ない限り自分に復縁の可能性がある、復縁したい相手が自分を忘れない限り復縁の可能性がある、と復縁したい人が思い込みたいという願望が基になっています。

もっとはっきり言ってしまえば自分が復縁出来ると思い込みたいからその思い込みを否定する事柄が起こらないかと不安で悩む、という話です。

しかし別れてしまったという事実がある以上、復縁出来るかどうかは相手の状態の問題ではなく、自分自身が相手にどう思わせる事が出来るか？という問題のはずです。

この時点で復縁は自分の状態の問題であるはずなのに相手の状態の問題にしてしまっているのです。

これでは復縁を引き寄せることは出来なくなってしまいます。

結局不安や悩みって自分の問題を相手にすり替えて考えたいだけの自分自身を優先して考える人の思考に過ぎないのです。

相手の事を考えて復縁を望む人であれば復縁したい相手に新しい人が出来る前に自分自身を変える努力をしなければならない、復縁したい相手に縋るのではなく新しい魅力的な自分でアプローチしよう、と考えるはずなのです。

ですから冷却期間を設ける事に不安や悩みを抱えている人はまず自分優先で考えてしまう自分自身を大きく変えなければならない事を自覚しなければなりません。

復縁したいと思ってもらえる人ってどういう人？

別れても情が残っていたりする事はありますし、別れたから嫌いになっているという訳でもありません。

いい人だと思っていても付き合う程ではない、人としては好きだけど恋人としては考えられない、という場合もあります。

であれば復縁したいと思ってもらえる人ってどういう人？と考えると過去に相手が自分を好きになってくれた長所がより伸びていてかつ相手から見て今まで以上に魅力的になっていて確実に過去以上だと断言できる次こそ最高の恋愛が出来ると思える人、となるのではないでしょうか？

そう考えた場合、冷却期間云々は別としても今すぐどうにか出来ない、どうしても時間がかかる、となるはずではないでしょうか？

復縁する方法として冷却期間が必要というより、復縁を真剣に考えたらどうしても時間が必要となる、というのが復縁の真実であり、冷却期間の真の姿です。

それ以外にも自分の願望を基に自分の感情都合で不安を感じていたり、悩んでいる人は気を付ける必要があります。

何故なら自分の感情を優先して考える人だからです。

ここで考えて頂きたいのが、自分優先な考え方しか出来ない人と復縁したい、復縁してもいい、と思う人などいるのか？という事です。

大袈裟に言ってしまえば自分優先な考え方をする人は、自分の理想通りの結果になるのであれば冷却期間を設ける意味がある、自分の理想通りの結果にならないのであれば冷却期間を設ける意味が無い、という考え方をしています。

だから相手に新しい異性が現れるんじゃないか、完全に自分の事を忘れてしまうのではないか、という不安と悩みで冷却期間を設ける事が出来なくなるのです。

ここでもっとよく考えていただきたいのですが、自分本位な考え方をする人復縁出来る訳が無い、という事です。

本気で復縁したいからこそ復縁の冷却期間についての自分自身の考え方が復縁出来るかどうかを分けるという事を知って頂く必要があります。