復縁したい人に復縁を考える上で重視して頂きたい事

復縁を考える上で重視して頂きたい事は、過去の言動が正しかったか、正しくなかったか、ではなく、噛み合っていたか、噛み合っていなかったか、という点です。

どういった事かと言いますとお互いに考え方や感じ方がある訳ですから自分が正しいと思っていても相手も正しいと思っているとは限らない、となる事が多いからです。

特に恋愛は気持ちの問題でそこにその人自身の個性や考え方、感じ方が加わる訳ですから主観だけで考えてしまうと独りよがりな考え方となってしまう可能性があります。

そうなってしまうと復縁したい人が正しいと思っていても復縁したい相手からすれば正しくないとなってしまう可能性が発生してしまい、その違いの積み重ねが別れの原因になってしまう可能性が発生します。

実際に復縁相談で復縁したい人の話を聞いていると復縁したい人が大きく間違っているとは感じなくても話の流れ上、復縁したい相手は大きな不満を抱えているだろうと推測できる事態は多いです。

そしてそういった事態では復縁したい人自身は自分は間違っていないと認識している訳ですから何かしらお互いに問題があったとは考えていますが、正確に復縁したい相手がどういった大きな不満を抱えているか？には気付いていないケースばかりです。

ですから今回はこういったパターンについて例を挙げながら解説させて頂きます。

性格の違いが感覚の違いに表れる

人と人が同じではない、それは誰でもお分かりの事でしょう。

ただ何が違うからその人と自分がどう違うか？というところまで正確に理解している人は少ないです。

例えば本音を言わない人がいたとしましょう。

ただ本心を言いたくない人なのか、本音を言ってもいいのか遠慮している人なのか、本音を言語化する人が苦手な人なのか、本音を言うタイミングがなかった人なのか、では違うはずです。

また話し合い中に黙ってしまう人がいたとしましょう。

それは話し合いをする事を放棄している人なのか、話を正確に理解する為に時間を割いている人なのか、話し合いの内容は理解しているが話をする為に頭を整理するのに時間がかかっている人なのか、話下手でどう切り出したらいいか迷っている人なのか、で違うはずです。

何か一つの対応があったとしてもその対応になる理由が人によって違う、という事です。

この事実を踏まえて考えた場合に復縁したい人の言っている別れの原因は復縁したい人にとっては事実となりますが、復縁したい相手にとっての事実とはならない場合があります。

その例をいくつか書いてみます。

相手が本音を言ってくれないという別れのケース

復縁を望む場合で別れ際に今まで不満に思っていた事を聞かされたけど付き合っている間に言ってくれればよかったのに、というケースがあります。

確かにこの部分だけを聞けば本音を言わずに溜め込む相手にも問題はあるように感じます。

けれど実際に話を詳しく聞かせて頂くと喧嘩をした際にお互いが納得する形ではなく復縁したい人が相手を説得する形で終わっている場合や話し合いをしている時に復縁したい人が相手に答えを求め過ぎている場合や相手が自分の意に添わなければ復縁したい人が感情的になるという場合は多いです。

言ってしまえば相手が不満を言わなかったのではなく相手に不満を言わせなかったという状態です。

自分が話すからと言って同じ状態であれば相手も話すとは限りません。

これは良い悪いではなくその人の個性です。

相手の事を考えられるかどうかで結果は変わっていたはずです。

相手が話し合いの出来ない人で別れてしまったというケース

何か問題が起こった時、喧嘩をした時、上手く話し合いをする事が出来ず拗れてしまって別れる事になってしまった、というケースがあります。

もちろん相手が話し合いに向き合わない、すぐブロックする、揉めるのを避ける、等の相手側に原因があるケースはあります。

けれど実際に話を詳しく話を聞くと復縁したい人がきつい口調になる、不機嫌な態度になる、感情的になる、等の場合も多いです。

確かに相手が話し合いをしてくれないのは事実ですが、復縁したい人自身が相手に話し合いをしたくないと思わせてしまっている場合も多いのです。

話し合いに向き合わない、というところだけを抜き取れば相手に問題があるように感じますが、話し合いをしたくないと思わせるような言動をしてしまっている場合は別です。

どちらにも悪い部分があると言えますので話し合いをしない相手が悪いと思っては成立しなくなってしまいます。

復縁したい相手に別れ際に何を言われるか？

復縁したい人には復縁したい相手に別れる時に何を言われたか？という事を考えて頂きたいです。

悪かった、という事を伝えられるより、合わなかった、と伝えられる事の方が多いのではないでしょうか？

もちろん嫌な部分に関しても話はされるでしょう。

けれどその点だって自身の悪い部分と言えますが、自分だけがすべて悪いという部分ではないでしょう。

そう考えた場合に善悪ではなく自分の感覚や相手の感覚を考えて対処する事が大事になるのです。

復縁を望む場合はお付き合いの内容について正しかったか？間違っていたか？と考えるのではなく、噛み合っていたか？噛み合っていなかったか？を考えるべきで相手の個性や考え方、感じ方を思い遣っていたかどうか？という事から考える事が大事になります。