復縁における重要な戦略、駆け引き、について復縁屋が解説します

復縁したい人と話していると、押す、引く、踏み込む、遠慮する、気を惹く、気を逸らす、といった、駆け引き、が上手くないという人が多い事に気付きます。

ただ駆け引きが上手くないと書くと駆け引きが上手くなればいいと考える人が出てくると思いますが、はっきり言わせて頂くと駆け引きの本質を理解していないので駆け引きが上手くなる人は出てこないと感じます。

実際、復縁したい人で駆け引きをしている人の話を聞くと、会話が伸びるように文章の終わりに？を付けて疑問形で終わらせています、相手に同意を示すようにオウム返しを心掛けています、相手の気を惹く為に他の異性を匂わせています、みたいな内容ばかりです。

けれど？を付けても会話は弾んでいないですし、オウム返しを心掛けても会話は弾んでいません。

そして異性の存在を匂わせたら、幸せに、と言われて終わってしまった、という人すらいます。

確かに疑問形にする事で会話が続く事はあります。

同意をする事で相手への興味を示す事が出来る場合もあります。

他に異性を匂わせる事で相手を焦らせる事が出来る場合もあります。

ただこれらは言葉という駆け引きで成立しているのではなく相手の心情や感情を踏まえた駆け引きで成立しているのです。

ですから今回は駆け引きを考えるにあたって大事な事について書かせて頂きます。

ネット上に書いてあるやり方を実行しても失敗する事が多い

駆け引きについて知ろうと思ったらネットで調べる人が一番多いと思います。

そしてネットに書いてあった事を知り実行する事で駆け引きをしようとするでしょう。

もちろん書いてある内容を実行して成功する人もいますが、書いてある内容を実行しても上手くいかない、という人の方が多いです。

ネット上に書いてあることが間違っている訳ではないのですが、使用方法を間違ってしまうと何の役にも立たない情報となってしまうのです。

例えば会話のラリーを続ける方法として最後を質問形式にする、という方法があります。

これは相手も会話を続けたいと思っていれば効果的ですし、知り合ったばかりでお互いもっとよく知りたいと思っている場合にも有効です。

けれど別に会話を続けたいと思っていない人に会話の最後を質問形式にしても返信が来ないだけですし、会話がつまらないと思っている人に会話の最後を質問形式にしても会話が続く事はありません。

要は質問形式にする事が駆け引きなのではなく、相手の心情を考えた上で質問形式にするからこそ駆け引きとして成立する、という話です。

相手の心情が自分に向いているのであれば質問形式という駆け引きは成立しますが、相手に心情が自分に向いていないという場合は質問形式という駆け引きは成立せず、相手に心情を自分に向けるところから始める、という駆け引きを実行しなければならないのです。

駆け引きは相手の心情を理解する事が大事

はっきりと言ってしまえば、どんなに言葉が上手くても相手に心情が自分に向いていなければ駆け引きは上手くいかないですし、どんなに稚拙な言葉でも相手に心情が自分に向いていれば駆け引きは成立します。

どんなにいい言葉を並べても全く興味のない人の言葉であれば心に響かないですし、興味のない人の為に何かとしてあげたいとは思わないでしょう。

逆にバレバレの嘘であったとしても好きな人の言葉であれば信用したいと思うでしょうし、何かしてあげたいという気持ちになる事もあるはずです。

分かりやすく言うのであればキャバ嬢やホストにガチ恋で嵌ってしまっている人などが分かりやすいと思います。

周りから見て、明らかにお客様でしかない状態、明らかに都合よくつかわれている状態、であっても本人の気持ちがキャバ嬢やホストに完全に向いてしまっていればそのキャバ嬢やホストの駆け引きは成立している、となるのです。

ですから駆け引きをする上で大事になってくるのはどれだけいい言葉を並べるか、どれだけ小手先のテクニックに頼るか、ではなく、どれだけ相手の心情を計る事が出来るか、どれだけ相手の心情を自分に向ける事が出来るか、という事が重要になってくるのです。

この部分を理解していなければどれだけ言葉での駆け引きをしようと考えても上手くいく事はないでしょう。

柔軟さに欠ける考え方の人も多い

例えば復縁したい人が復縁したい相手と駆け引きをしようと考えた時に相手に心情について考える事を怠るケースも多いですが、もう一つ柔軟さに欠ける人が多いという問題もあります。

例えば駆け引きをしたい相手が不機嫌な状態だったとします。

不機嫌な状態ですと通常の状態と違うという事ですから駆け引きしようにも失敗してしまうかもしれませんし、思いがけない部分で相手を怒らせてしまったりする事もあり得ます。

であれば駆け引きをしたい相手が不機嫌ではない状態になってから駆け引きをすればいいという発想にならなければなりません。

ところが復縁したい人は駆け引きをすると決めると駆け引きをしなければならないという考え方になります。

ですから駆け引きをしたい相手が不機嫌な状態だった場合、不機嫌な人とどう駆け引きをしたらいいかを考えます。

駆け引きすると決めたら相手の状態に合わせて駆け引きを考えていくのではなく、駆け引きに相手に状態を合わせて考えていく、という形になってしまうのです。

同じやる、という結果でも相手の状態に合わせて上手くやろうとする成功率とすべきでないタイミングでも無理やり合わせてやろうとする成功率では全然違うはずです。

そういった柔軟さに欠ける人も多いのです。

復縁に駆け引きは効果的だが上手く行っている人は少ない

復縁屋として色々な復縁したい人を見てきましたが、上手く駆け引きをしているな、と感じる人は少ないです。

相手に気持ちが自分に向いている状態で異性を匂わせれば相手が他の人に行ってしまうかも、と焦って態度が変わるという事実はあります。

復縁屋としても依頼者様に実際にこういった駆け引きを指示した事もあります。

けれどこういった形で成功例があるからやってみようという考え方はダメです。

何故なら相手に気持ちが自分に向いていなければ、幸せになってね、という形で終わってしまうからです。

復縁を望んでいるのに自ら相手を離れる手法をとってしまっている、という話です。

そして中には自分の思い通りにいかなかった事で焦ってしまって異性を匂わせた事を嘘だった、振り向いて欲しかった、と自爆してしまう人もいます。

相手に気持ちが自分に向いていない状態で異性を匂わせた事を嘘だった、振り向いて欲しかった、と自爆してしまえば相手の気持ちはより離れるので復縁を大きく遠ざけてしまいます。

駆け引きを失敗する事で状況をより悪化させてしまう事すらあり得るのです。

駆け引きは相手の心情で成立します。

ですから小手先にテクニックに頼る駆け引きは成功する確率が低いです。

また駆け引きは相手の心情で成立するので相手の状態を考える事も大事です。

この二つの事が駆け引きをする上で大事な事となるのですが、復縁したい人でこの基本を理解している人は少ないです。

だから駆け引きの上手い人がいない、となるのです。

復縁したい人で復縁したい相手との駆け引きをしようとしている方は上記内容を読んでよく考えて行動に移していただきたいです。