別れさせ工作の、ハニートラップ、ははっきり言って成功率が低過ぎます

好きな人に付き合っている人がいる、復縁したい相手に付き合っている人がいる、だからこの恋は実らないから諦めるという人もいるでしょうが、別れたら付き合えるかもしれない、別れたら復縁出来るかもしれない、と考える人もいるでしょう。

諦めない人であれば長い目で見て自然に別れるのを待つという人が一番多いでしょうが、中には人為的に別れさせる事が出来ないか？と考える人もいらっしゃいます。

そういった方にサービスを提供しているのが別れさせ屋の別れさせ工作です。

しかし付き合っている人を別れさせるという別れさせ工作の成功率ってどれくらいなのでしょうか？

普通に考えて付き合っている人を別れさせるって難しい事だと思わないでしょうか？

普通に難しい事であれば成功率は低いとなるのではないでしょうか？

そもそも普通に付き合っている人を別れさせるってどんな方法があるのでしょうか？

別れさせ屋の別れさせ工作に疑問を抱えている人は多いでしょう。

ですから今回は復縁屋が別れさせ屋の別れさせ工作、特に別れさせ工作で一番多いというか、一番思い付く方が多いであろう、ハニートラップ、について詳しく説明させて頂きます。

付き合っている人が別れる原因

普通に付き合っている人が別れる原因としては、価値観の違い、生活サイクルの違い、気持ちのすれ違い、浮気、二股、乗り換え、等が挙げられます。

けれど価値観の違いや生活サイクルの違いなどは当事者間で発生する事柄になりますので第三者が絡む事はありません。

基本的にお付き合いにおける別れの原因は二人、当事者間の問題ですが、中には当事者間ではなく第三者が絡むものがあります。

それはどういったものかと言いますと、浮気、二股、乗り換え、という形です。

付き合っている相手が浮気をしたから別れる、付き合っている相手が他にも付き合っている人がいて二股されていたから別れる、付き合っている相手が他の人に乗り換えるという形で別れる、という事はあり得ますし、実際に体験した、という方もいらっしゃるでしょう。

確かに別れの原因を考えればその中の何割かは浮気が占める形となります。

ですから浮気が別れの原因になる、そして浮気は第三者が絡む、という事を考えれば浮気をさせるというハニートラップを用いた別れさせ工作があり得る、という理屈は理解出来なくはありません。

ハニートラップとは？

本来のハニートラップは、甘い罠という意味で機密情報などを得る目的でスパイが色仕掛けで対象（外交官や政治家・軍関係者など）を誘惑し、弱みを握って脅迫したりする、諜報活動のことになります。

主に、女性の諜報員が男性に仕掛ける事が多くなります。

けれどスパイ活動は誰にとっても一般的ではないので例えば美人局等もハニートラップと表現する事も多いです。

厳密に言えばハニートラップと美人局は少し違うのですが、現代では異性に騙される事の大部分をハニートラップに引っ掛かった、と表現する事が多いです。

ですから別れさせ屋が別れさせ工作で使う、ハニートラップ、という言葉は、工作員が対象者の気を惹き、浮気させるという意味合いで考えて頂くと分かりやすいです。

理屈上は理解出来ますが…

付き合っている人が浮気したら別れる、全ての人がとは言いませんが、確かに別れる人は多いです。

ですから別れさせたいカップルがいたとして、どちらかに浮気をさせれば別れるのではないか？という理屈は理解出来ます。

何故なら最初に書いたように浮気されて別れるカップルは多いからです。

ただ理屈上成立するからという事と実行して成功するという事は別問題ではないでしょうか？

浮気をすれば別れる確率が高い、それはその通りですが、そもそも浮気をする確率ってどのくらいあるのでしょうか？

浮気をすれば別れる確率が高いと言ってもそもそも浮気をする確率が低ければ別れる確率も低いとなるのではないでしょうか？

そう考えた場合、ハニートラップを用いる別れさせ工作はカップルのどちらかが浮気して別れる確率ではなく、カップルのどちらかが浮気をする確率とその上で浮気を理由として別れる確率の複合された事情が成功率に繋がる、となる訳です。

浮気をする人なんてどこにもいるでしょ？なんて事を思う人もいるかもしれませんが、世の中には遊び人もいれば真面目な人もいます。

また真剣ではないお付き合いであれば浮気を考える場合もありますが、真剣なお付き合いだった場合浮気なんて一切考えない、という場合もあります。

例えば結婚間近なのに浮気しようと思う人が多いとは思わないでしょう。

実際、浮気した、という人はいらっしゃいますが、四六時中浮気している、四六時中浮気のチャンスをうかがっている、という人がたくさんいる訳ではありません。

もう一つ付け加えるのであれば、付き合う、復縁する、という事を目的に別れさせる事を考えている訳です。

その相手が、四六時中浮気している、四六時中浮気のチャンスをうかがっている、という人であれば付き合いたい、復縁したいと思っていないはずです。

であればそもそも浮気を頻繁にする確率の低い人に対してハニートラップを用いた別れさせ工作をする、という話になるのではないでしょうか？

そう考えた場合、ハニートラップを用いた別れさせ工作ってどのくらいの成功率があるのか？と疑問に感じてしまいます。

浮気したら別れる確率ではなく浮気をする確率は？

ハニートラップを用いた別れさせ工作の成功率はどこから導き出されるのか？を考えてみましょう。

まず目的が別れさせる事な訳ですから、別れたら成功、という形になる訳で依頼されて実際に別れた件数を依頼件数で割れば成功率が導き出せる訳です。

しかしこんな統計を一般の人が知る事が出来る訳がないですし、別れさせ屋が公開している成功率には根拠がなくそのまま信じる事が出来ません。

もっと言ってしまえば別れさせ屋でどうとでも操作できる数字です。

ですから別れさせ屋の言っている成功率をうのみにすることは出来ないですし、別れさせたい人も依頼件数や成功件数の詳細を知る事が出来ない、となってしまえばハニートラップを用いた別れさせ工作の成功率はわからない、となってしまいます。

けれど異性をひっかける、という工作内容は分かっている訳ですからそこから論理的に思考すればある程度の成功率は推測する事が出来るのではないでしょうか？

ハニートラップを用いた別れさせ工作の成功率は別れさせたいカップルのどちらかが浮気をしてそれが発覚したら別れる確率ではなく、まず別れさせたいカップルのどちらかが浮気をする確立とその上でそれが発覚したら別れる確率になる訳です。

例えば、浮気して別れる確率が50％だったとしても浮気する確率が50％であった場合、50％×50％で成功率は25％になる訳です。

また浮気して別れる確率が80％であっても浮気する確率が20％であった場合成功率は16％になります。

仮に浮気して別れる確率80％、浮気する確率80％と両方を高めの可能性で試算してみても成功率は64％になります。

あれっ？とここで実はハニートラップを用いた別れさせ工作の成功率ってかなり低いんじゃないか？と疑問に感じた人も多いのではないでしょうか？

ただ上記は所詮机上の空論です。

けれど世の中には実際の成功率を考えたい時に参考になる資料的なものが思いがけず転がっていたりするのです。

ロンドンハーツのマジックメール

別れさせ工作を検討している方に現実を知って頂く為にお勧めなのがロンドンハーツのマジックメールです。

見た事のある人もいれば見た事のない人もいると思いますので簡単に説明させて頂きます。

ロンドンハーツとはテレビ番組でそのロンドンハーツという番組の中にマジックメールという人気コーナーがあります。

一時期ブラックメールという名前だった時期もあったかと思います。

そのマジックメールという人気コーナーがどういった内容と言いますと、偽番組の打ち合わせでお笑い芸人さんとグラビアアイドルの方などが打ち合わせをしてその後間違いメールでグラビアアイドルの方がお笑い芸人さんの事が好きだと自爆メールを送ってしまうところからお笑い芸人さんその気になって引っ掛かる行動をモニターする、という企画です。

気になる方は動画でも見れると思いますのでご覧ください。

この企画のメインはその気になって引っ掛かってしまった笑芸人さんの言動が面白いというところにあるのですが、見て頂きたい部分は違います。

1件の間違いメールで1人のお笑い芸人さんが確実に引っ掛かっている訳ではなく、何人ものお笑い芸人さんに間違いメールを送ってその中の少数の人しか引っ掛かっていないという点に注目して頂きたいのです。

基本的に10人以上のお笑い芸人さんに間違いメールを送っています。

そして返信をしないお笑い芸人の方が一定数いらっしゃいます。

そして返信をしてくる方もいらっしゃいますが、今後ともお仕事よろしくお願いします的な内容でスルーする方も一定数いらっしゃいます。

人によって主観は違うでしょうが、一般的には魅力的と言われてかつある程度の人気があるグラビアアイドル等が気があるメールを送っているのに引っ掛かる人が多くて3人くらいしかいないのです。

という事は普通に考えてハニートラップに引っかかる可能性のある人は多く見積もっても30％くらいしかいない計算になります。

そう考えた場合、ハニートラップを用いた別れさせ工作の成功率は、浮気をして別れる確率が100％でも成功率は30％、浮気をして別れる確率が50％の場合成功率は15％となる訳です。

高く見積もっても成功率が30％程度であれば人によって考え方は違うとは思いますが、一般的には成功率が高いと言わないどころか成功率が低いと言われると思います。

そして実際にハニートラップを用いた別れさせ工作の成功率は30％もない、という話になるのです。

ハニートラップを用いた別れさせ工作が業務とは言えない

復縁屋の探偵の事務所では別れさせ工作は行っておりますが、妻・夫を不倫相手と別れさせたい場合などに限定しています。

普通のカップルを別れさせるという別れさせ工作は請け負っておりません。

自分の為に他人を別れさせたいと考えるような人に付き合う事も復縁する事も出来ないという理由もありますが、一番大きな理由は普通のカップルを別れさせるという別れさせ工作の成功率が業務として請け負っていいレベルの成功率にならないからです。

確かに100件の依頼を請け負えば別れさせが成功する案件は出てくるでしょう。

ただそれは成功する場合があるというだけで成功する確率が高いという話ではありません。

弊社では請け負わない事には変わりありませんが、もし成功する確率が70％、80％くらいあるのであればそれは業務として成立すると言ってもいいと思います。

けれど高く見積もって成功率が30％、基本的には30％を下回る、というのであればそもそも業務として成立していないと考えます。

もし好きな人に付き合っている人がいる、復縁したい相手に付き合っている人がいる、という状態で別れたら付き合えるかもしれない、別れたら復縁出来るかもしれない、と考えて別れさせ屋に分かれさせ工作の依頼を考えている人がいらっしゃればこの現実についてしっかりと考えて頂きたいと思います。